SSRI、SNRI、非定型抗精神病薬、気分安定薬などの処方について
当院では必要に応じて処方箋をお出ししています。
薬自体は院内では扱っていませんので、処方箋を調剤薬局にお持ちいただき、そちらでお受け取りください。
当ビル1Fにも調剤薬局があります。
当院で処方する薬の多くは精神的作用を持つ向精神薬です。
SSRI(セロトニン選択的再取り込み阻害薬)はうつ病や不安障害に処方します。
うつ病には他にSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、非定型抗精神病薬、気分安定薬などをお勧めすることもあります。
非定型抗精神病薬は統合失調症の薬、気分安定薬は躁うつ病(双極性感情障害)の薬ですが、どちらも米国などではうつ病にも使用されて良好な成績を収めています。
当院では最新の知識に基づき、最も有効で最も副作用の少ない薬を探すお手伝いをいたします。
うつ病以外でも、病状に応じて最適な治療を患者さんと話し合って決めてゆきます。
例えば、不安障害や適応障害には抗不安薬、睡眠薬もよく使います。
しかしあくまでも治療のためですから、依存や過量服用の恐れのある患者さんへの処方はお断りすることもあります。
この薬がどうしてもほしいという患者さんとは、まずその理由をよく話し合うことにします。
なお、当院はリタリンの処方を許可されていません。